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臨床成績

国内第II相臨床試験1)

試験方法

国内第II相臨床試験1)
試験デザイン非対照、非盲検、多施設共同、第II相臨床試験
対象骨転移を有する症候性の去勢抵抗性前立腺癌患者
投与方法ゾーフィゴ55kBq/kgを4週毎に6回静脈内投与+標準的治療(BSoC)
評価項目主要評価項目:12週時のALP変化率
副次的評価項目:ALP・BAPの変化率・正常化率・奏効率、骨代謝マーカーの変化率
その他の評価項目:PSAの変化率・奏効率
解析計画主要評価項目は、LOCF法を用いて、12週時におけるベースラインからのALPの変化率について95%信頼区間(95%CI)を算出した。
95%CIの上限値が0を下回った場合、ALPについて国際共同第III相臨床試験と本試験の結果の間に一貫性が示されるものとした。
(国際共同第III相臨床試験での12週時のALP変化率は、プラセボ群で+37%、ゾーフィゴ群で-32%であり、その標準偏差(SD)は約40%であった。
これらの変化率の中間点が+2.5%であることから、変化率の低下を指標とすると保守的な方向となる0%を国際共同第III相臨床試験と本試験の有効性における一貫性を示す規準とした。)
BSoC

: Best Standard of Care. 施設毎の標準的治療を指す。局所の放射線照射、ステロイド剤、抗アンドロゲン剤、エストロゲン剤等

BAP

: Bone Specific Alkaline Phosphatse. 骨型アルカリホスファターゼ

LOCF

: Last Observation Carried Forward

 
1)バイエル薬品社内資料[症候性去勢抵抗性前立腺癌患者を対象とした国内第II相臨床試験]承認時評価資料