臨床成績
国外第Ⅲ相臨床試験:ALSYMPCA試験(海外データ)
総ALP・PSAに関する副次的評価項目
12週時の総ALP変化率は、ゾーフィゴ群では平均で32.2%低下したのに対し、プラセボ群では37.2%の上昇が認められました。その他の評価項目についても、ゾーフィゴ群で有意に良好な結果が得られています。
ゾーフィゴ(n=614) | プラセボ(n=307) | HR(95% CI) | p | |
---|---|---|---|---|
12週時の総ALP変化率∗ | -32.2% | +37.2% | <0.001b | |
12週時の総ALP奏効率∗∗ | 46.9%(233/497) | 3.3%(7/211) | <0.001c | |
12週時の総ALP正常化率∗∗∗ | 34.0%(109/321) | 1.4%(2/140) | <0.001c | |
総ALP上昇までの期間∗∗∗∗ | 7.4ヵ月 | 3.8ヵ月 | 0.17(0.13-0.22) | <0.001a |
PSA上昇までの期間∗∗∗∗ | 3.6ヵ月 | 3.4ヵ月 | 0.64(0.54-0.77) | <0.001a |
∗ | : 最小二乗平均 |
∗∗ | : 30%以上の総ALP低下が4週間以上持続した患者の割合 |
∗∗∗ | : ベースラインの総ALP値が基準値上限を超えていた患者のみを対象とした |
∗∗∗∗ | : 中央値 |
a | : 層別log-rank検定 |
b | : ANCOVA(層別化因子#を共変量とした) |
c | : Cochran-Mantel-Haenszel検定 |
注) | 症候性骨関連事象(SSE:Symptomatic Skeletal Event) 以下のいずれかに該当する場合と定義した。 骨症状緩和のための外部照射の使用/新たな症候性の病的骨折(椎骨又は非椎骨)の発現/脊髄圧迫の発現/骨転移に対する整形外科的処置。 #:層別化因子:ALP値:220U/L(IFCC法)以上/未満、ビスホスホネート併用:あり/なし、ドセタキセル治療歴:あり/なし |